谷津 矢車 「唸る長刀」
を読みました。
長刀というナギナタが出てくるのかと思ったけど、出てきませんでした。
タイトルにもちゃんと「ちょうとう」とルビがふってありますね。
内容(「BOOK」データベースより)
気は優しくて力持ち。15歳の大石進は、身長2メートル、体重120キロの大男。筑後柳川藩の剣術・槍術指南役の跡取りだが武芸試合で呆気なく敗北を喫し、勘当されてしまう。
強くならなければ、武士ではいられない。もがく進の前に現れたのは、一人の少女…。剣豪・大石進が自分の型を極めるまでを描いた爽快・歴史エンタテインメント小説!
ナゾの覆面5人組が押し入り強盗殺人を幾度となく繰り返し、町は大騒ぎ、
自身の剣術に行き詰まりを感じる大石もその騒動に巻き込まれ……
という話。
体がでかいから大上段からの斬り下ろしには定評がある。
でも実力のある人間にはよけられて懐に入られる、
そして懐に入られたらどうしようもない。
懐に入られたらどうしよう、どうすればいいんだー!?
じゃあ懐に入られなければいいんじゃね?
なるほど!
でもどうすればいいんだー!?
というのがモンモン続く。
本編の8割ぐらいがソレ。
まさちゃんがかわいいのー
あと十兵衛とかいわれるとどうしても柳生十兵衛を思い浮かべる。
作中に苗字が出てこないからもしやあの柳生……かと思ったけど、
時代も環境も全部違うから柳生じゃないんだろう。boo
PR