「ケータイ小説」がベスト3独占、07年文芸部門
>女子中高生に愛読されている
てのがミソだと思うね。
日本全体で見れば、日常的に本を読んでいる人自体がそれほど多いわけじゃないんだろう。
特に、中高生で本を読んでいるのなんか一握り。
何気にここにすごい二極化があって、本どころか新聞だって読みもしない人間がいれば、1日何冊も読む人もいる、というのが現状だろうね。
でもどんなに1人が読んでいても、1人で同じ本を大量に買うわけがないしね。
そういう意味で、このケータイ小説というのは、今まで全く本を読んでなかった層にすごい受けたんだろう。
逆に、日常的に本を嗜んでいる人は見向きもしなかったんじゃないかな。
読解力の必要のない文章、というのも受けたんだろう。
味気のない文章になるけど、味のある文章を知らなければ、そういうのも気にならないんだろうからね。
日本文学終わったとかいろいろ言われてますけど、そんなこともないと思いますよ。
そもそもそういう見方をすれば、ハリーポッターシリーズで既に終わってしまっていますからね。
児童書ですよ、あれ。中身も別に濃くないし。
翻訳前の英語での本を英語の勉強のために使うってのなら……
いや、それが一番有意義な方法じゃないですか?
著者も、確かシングルマザーだったよね?
いい本が書きたいというよりも、子育てその他諸々のためのお金稼ぎが目的で、力を入れたのはむしろ販売、宣伝戦略。
だからこそ、日本であんなに大々的に放映されてたわけだね。
魔道士の掟シリーズを映画化とまではいかずとも、
ドラマ化してほしいなぁ……
もう新刊が結構出てると思うんだけど……
今度買いに行こうか。
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