くのいち かー
やっぱり、山田風太郎ファンとしては、忍法帖シリーズは外せませんね。
甲賀忍法帖の蛍火と如月左衛門との決闘シーンは語るも涙、聞くも涙。
蛍火以上に修羅の鬼となる如月の心情こそまさに忍びという感じがする。
忠臣倉忍法帖に出てくるくのいちも捨てがたいですね。
なんというか、忍法帖シリーズに出てくるくのいちって一般的なイメージとはちょっと違うんですよね。
いわゆる、露出が多くて、網タイツみたいのはいてたり、そんなんじゃなくて、あんがい普通な着物姿の方が多いんですよね。
確かに、その方が忍者らしいといえば忍者らしいんですけどね。
余談だけど、「くのいち」の言葉の出来方には2つの説があるそうですね。
一般的なのは、「女」という漢字を解体したやつ。
これは結構みんな知ってますよね。
もう一つは、体の穴の数だそうです。
男には体に穴が9つある。
そして、女は男よりも一つ多い。
だから、9+1ということで「くのいち」となった、と。
穴の名称を一つずつあげていくとなんか卑猥になりそうなので、自粛。
気になる人は自分で数えてください。。
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