ゲーム
TRUMPLE 「失われた未来を求めて」
やりました。

相変わらず絵が綺麗だなーと。
前作……というかもうメーカーが違うんですが、
アーヴァルの水平線まで何マイル？
と舞台は同じで、時系列は過去、になる感じなのでしょうか。
厳密にはパラレルワールド、なのかもしれないですが。

今作は宇宙科学会じゃなくて天文学会が幽霊騒ぎや事故多発地域、眠り病について調査し、解決を試みるというお話。
柔道部との戦闘シーンも、タイムトラベルも出てきます。

内容は……普通。

個別ルートの攻略順番はほぼ固定に近い。
なので選択肢で好感度上げて、みたいな要素はほぼ皆無。
なんども同じルートやり返すのが面倒なら選択肢はとりあえず「古川ゆい」関連を選ぶべし。

話の展開自体は面白いと思いました。
が、いまいち引き込まれるような魅力に欠けていて、
ダラダラと似たような話を何度も読み返されることにマンネリを強く感じました。

佳織ルートなんか、
え……？あー……あ？あれ？おわり？
みたいな。いや本当にみんなそんな風に感じるんじゃないかと。
彼女はメインヒロインじゃないんです、というのは分かりますが、
一番最初にあれを持ってくると、あとのあれやこれやが全部無意味に感じてしまう。

毒舌教師ブレイカーという紹介なのに、そんなシーンが全くなかったり。
合気道の達人という紹介なのに、本編に一度とて合気道の合の字もでなかったり。
そもそも合気道は蹴っ飛ばす武道なのか？

柔道部の部長さんもなんかいまいち存在感が。

やはりアーヴァルが亡くなったことが原因でいろいろ端折られたんでしょうか。
突貫作業でとりあえず形にしました、的な印象を受けました。