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フィードメーター - 思考の狭間 ~一瞬の中の無限の時を刻む~

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KOOL/蛮々
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おたく
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自己紹介:
やることたくさんあるのにやる気が起きない
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「速読」って結構聞きますよね。
本屋買い物したときに、商品と一緒にチラシをもらうこともあります。

でも、これってどうやら一部の読書家にはあまり好ましく思われてないようです。
一種の悪徳商法、オカルトまがい、とかそういう意味ではなく、
(勿論、そういう疑惑もあるにはあるんでしょうが)
読書とは、じっくり読んで楽しむものであり、速く読むのは邪道であるとか、速く読めても何も残らなかったら、読む意味がないとか。

ま、確かにそうです。正論っていえば、極めて正論ですよね。

とはいえ、私はどうにもそれには賛同できないのであります。
いやまぁ、確かに、教科書や、研究・学問に使用する専門書というのは、確かにじっくり読む必要があるわけなんでしょうけど、
私たちが一般的に読書といえば、まず大抵は娯楽、楽しむ為だと思うわけです。
娯楽に、何かを残す、というのを求めるのは如何なものなんでしょうか?

誰かの言葉に、本は、子供には勉強になり、大人には娯楽となる、といったよーな格言があったような気がしますが・・・
純文学、歴史小説、推理小説、ライトノベル・・・・
ジャンルはどうあれ、学校の授業じゃないんだから、そんなに肩肘張らずに楽しむもんだと思います。
「じっくり読んで楽しむ」と言いますが、それってどういうことなんでしょう?
ただ、馬鹿みたいに時間かけて読めばいいのでしょうか?
これは連体形だ~擬人法だ~とか、この「これ」は●●を指しているんだ~とか、
ではこの時の誰彼の心境を100字以内で表してみよう~とか、
そんな読解をする、ってのでしょうか?

あほくさ~(爆

そりゃ、著者のちょっとした工夫に気付くと、そりゃ面白いです。
東野圭吾の「秘密」、ある場面においてのみ、第三者の視点になってる~とか、ね。
でも、それに気付くのは必須じゃないですよね。
気づかなくたって、面白いものは面白い。
やはり、そんなにじっくり読んで楽しまなくちゃいけない~なんてことはないと思うわけです。
一回読んで理解し切れないってのなら、もう一回読めばいいじゃない。
私だって、金欠で新しい本が買えない時は、今までに買ってきた本を何十何百と読みかえしてます。

てーか、最初は斜め読み程度でもいいと思うんです。
何度も読み返して、だんだんといろんなこと、著者がいろんなところに散りばめた楽しみ処を見つけていく、てのも一つの楽しみ方ですよね。

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山岡荘八「千葉周作 2」
読み終わりました。

前巻での荒々しい気性は完全に息を潜めて、ずいぶんと冷静になってますね。
寡黙な男といった感じでしょうか。
剣難ももちろんのころ、女難すらも巧く避けよる話術はさすがです。
むしろいろいろ振り回されてたのは綾殿の方でしたねー

作中には「鶺鴒の尾」云々の話は出てきませんでしたね。残念。
正直、それが目的でもあったわけですが。

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戦略と礼儀は常に二律背反するものだよね。

上杉謙信は当時はその正義感、不犯の精神は多くの人間を惹きつけたんだろうね。
武田に塩を送るエピソードは“敵に塩を送る”なんて格言にもなってるしね。
信玄の宿命のライバル。
上洛するわけでもない、武田に攻め入るわけでもない、ただ戦を楽しんだ人。

パッと見、まさに「善」を体現したような人間に見える。
でも当時はともかく、現代で考えた場合、それは本当に「善」なのかな?
決着つかずの引き分けでも、人は大量に死ぬ。
戦を楽しむ?それは言い換えれば、人死にを楽しむということじゃないのか?
快楽殺人者と、やってることはどれだけ違うのか?

敵に塩を送る?そんな情をかけたせいで、どれだけの人間は死ぬことになったのか?そんなことせずに、武田を滅ぼしてしまえば、
少なくとも、武田上杉間での戦でどれだけの人が死なずに済んだのか?

戦略を追究すれば、礼儀が無くなる、
夜襲、人質、内通・・・・

その戦略と礼儀の背反するジレンマ。
日本において、それでもその二つが両立できたのは、ある種の「潔さ」だったんだろうね。
どんな卑怯な手段をもって、倒されたとしても、無様に相手を罵ることなどせず、ただ潔く死んでいく。

現代では、批判的な意見も多くあるけど、それでもこれは一つの美徳だって言えるんじゃないかな。

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一般的には、読書をすると眠気が出てくるらしいのですが、
私は全くの逆ですね。
むしろ、眠い時に眠気覚ましに本を読むことがあるぐらいです。

本の内容をただの文字の羅列としか見なかったら、確かにそりゃ眠くなりますよね。

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