歳をとる、ということに対し誠実であるのは非常に大事なことだと、
思います。
30代、40代の女性が自分のことを「女子」なんて言ってるのは、
みっともないの一言に尽きますよね。
キムタクが今だに過去の若さ、爽やかさ諸々にすがりついているのも
やはりみっともなく、カッコ悪いもので。
歳をとれば、若い時にあったものがなくなるのは当然で、
でもまた、若い時にはなかったものが、にじみ出てくるものでもあるわけです。
渋みであったり、厚みであったり、と。
でもそれを見ないふりして、自分の老化とも向き合わず
ただ昔の自分を維持しようとするのは、なんとも愚かなことでしょうね。
さらに、そんな自分を「自然体」だなんて言っちゃうのは、
失笑ものですよ。
昨今の親や大人を尊敬しない、
老人を敬わない、子どもが多くなってきてる、てのは
こういう手本となるべき大人が馬鹿みたいにいつまでも
若さにすがりつき、自らの成長と老化を否定しようとしていることにも
またなにか要因があるんじゃないかなあ、と最近思うようになりました。
私も不老不死になれるもんならなりたいですが、
なれないんですから、ちゃんと向き合って、自分の立ち位置をしっかり見極めていかないといけないですよね。
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