敬語を遣いたいときは、とりあえず「お」とか「ご」とかを使えばいいわけですね。
おはし、とか。
ご自由に、とか。
ただ、「お」とか「ご」をつけることが出来ない言葉もあるようです。
一つは、外来語の類。
カタカナ言葉のやつですかね。
おトイレとかはついつい遣ってしまう、遣っている人が見掛けますが、
これは間違いだそうです。
おスプーンとかおフォークとかおカップ、おコップ、おグラス、おバイク……etc
まあ、確かに違和感バリバリですね。
もう一つ、「お」とか「ご」をつけると意味が変わってしまうもの。
にぎり=寿司
おにぎり=握り飯
おひや=水
ひや=酒
みたいな。
なるほど……。お冷くださいというと水が出てきて、冷くださいというと酒がくる……。
なんともおかしな感じがしますね。
あと、「お」と「ご」の使い分けも結構悩む……かも?
ご飯のことをお飯とは言いませんよね。
お箸をご箸とは言いませんし。
職業は「お職業」でも「ご職業」のどちらでもかまわない、的な話を聞いたことがあります。
ありますが……お職業って「汚職業」って解釈してしまいそう……。
どんなヨゴレ仕事だよ!
後に来る漢字の訓読み、音読みで区別する、てのが一般的のようですが、
例外もいくつかある様子。なんとも難しいですね。
ちなみに、私は学校で習った覚えがないんですが、敬語の反対の尊大語というのもあるようです。
「おれさまが~してつかわす。」
みたいなヤツがそうらしいです。なるほど。えらそうな感じですね。
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