加納朋子「コッペリア」読み終わりました。
新年一番最初に読んだ本です。
とっても珍しいんでしょうね。
表紙からも、普段の加納さんの著作とは一風違って、ダークで怪しいな雰囲気を醸し出しています。
人形に恋をした男。
その男に恋をした人形の作り親。
全てが一方通行の恋。ある意味ではとても悲しい話でもあり、最後は加納さんの手腕で見事にハッピーエンドに変貌。
やはりやさしい話でもあり。
でも、まぁ、ちょっと謎の解明にちょっとこじつけ的な、無理やり感は否めませんでした。
ちょっとそこは残念。
でもやはり、いいお話でした。
終わり方もすっきりしていて読後の爽快感というか、なんというか、まぁ、とにかくよかったです、はい。
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