①
買って、読んでからこの著者が「いま、あいにゆきます」の著者だと知りました。
といっても、聞いたことがある程度で、読んだことはないのですが。
私は性根がひねくれているので、世間的に有名な本はあまり読みたくはないのです。
だって、本当に自分がおもしろいと感じてるのか、それとも世間の風評によっておもしろいと感じさせられているのか分からないじゃないですか。
もっと自我を強く持てればいいんですけど、そう簡単に内面てのは変えられないものです。
タイトルを見て、真っ先にメモオフが思い浮かび、それで購入に至ってしまうのはやはりオタクの性とでもいうべきなのか。
私はご都合的だったり、蛇足的なハッピーエンドってのがあんまり好きじゃないんですけどね。
そういう意味でも、この本、というかこの話は正直かなりよかったです。
涙腺が緩んだり、鳥肌が立つような類じゃないんですけどね。
こう、しんみりと沁みわたるというか、なんかそんなんです。
②
実は、先日例の映画のDVDを予約しました。
なんか結構評判いいみたいですね。
いや、正直こーいうオタク製品を映画化さらにえーと、5、6編?
ぐらいに分けてやるってのはかなり大きな賭けみたいになるんじゃないかあ、と思ってたんですけど。
いやいや、舐めていたんでしょうか、この日本のオタクとやらを。
というか、そんなにすごい作品なのか?
まぁそんな感じで読み始めてみたんですけどね。
うーん。何はともあれ早く先を読みたい……
続き買ってこなきゃ……
ん?もう買ってあるんだっけか?
③
星新一の作品ってあんまり読んだこと無いんですよね。
こういう短編って読みやすくていいですよね。
桃太郎をはじめとする昔話ってなんというか、
単純?うーん……なんというか、
こういう想像による補完が出来る領域がすごい広いですよね。
それは、長所なのか短所なのか、人によって判断は変わってくるんでしょうけど。
でも、この星新一の話のオチは正直すごいと思いましたね。
普通はあの一歩手前で終わらせていると思います。
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